シラバスとは、授業開始に先立って授業内容を受講者に通知し、履修科目の選択や履修に当たっての準備に必要な情報を提供するものです。
大学に於いてシラバスの提供は、重要な学生サービスの一つである反面、学校側には労力的・経費的に大きな負担となってきました。そういった負担を軽減する手段として注目されているのが「電子シラバス」です。
コンピュ−ターネットワークの普及により登場した「電子シラバス」は、これまでの印刷物によるシラバスに比べて、物理的・人的コストが軽減され、また、より便利で効果的な提供ができることから、「近い将来、シラバスは全て電子化されるであろう」といわれています。
本システムは、従来のシラバスに代わるだけでなく、多様なニーズに応える事を目的に開発され、その導入によって、紙媒体のシラバスが持つ多くの問題を解決します。

電子シラバス編集システム

システム導入は、学内LANに『シラバス編集システム』のサーバをつなぐだけ、各端末への面倒なインストール作業はありません。 全ての操作もWebブラウザを開いて、サーバにアクセスするだけ。ボタン操作と、テキスト入力だけで簡単に操作することができます。 原稿の依頼等は専用画面で電子メールの一括配信、プレビュー機能により、印刷レイアウトのプレビューも行えます。

電子シラバス閲覧システム

※検索画面よりキーワードを入力。
基本的に、「年次」「科目名」「教員名」「全文」検索に対応するフォーマットですが、各大学様の要望にお答えする形でカスタマイズも可能です。

シラバス作成業務の効率化とインターネット公開を可能にするシステム

毎年膨大なシラバス編集業務は、教員の原稿執筆に始まり、教務部では全科目の進捗管理、それぞれの担当者は大量な校正のやりとり等、多大な時間と労力を要してきました。
「電子シラバス編集システム」を導入することで、入力データをサーバで管理し、各担当者が全ての業務をブラウザで行えるようになり、校正のやりとりは電子メールで行い進捗状況はデスクトップ画面でリアルタイムに確認することができます。

シラバス編集業務の効率化、編集業務は手元のブラウザ上で

教員の科目原稿の入力をはじめ、教員登録等の各登録、シラバス編集の進捗管理、校正のやりとりをWebブラウザ上で行うため、毎年のシラバス編集業務が驚くほど簡略化されます。

シラバスのWeb公開によりシラバスを広報的に活用する

シラバスの入力編集から、シラバス作成の進捗管理、校正までを、Webブラウザで行うことでシラバスの情報は印刷物ができる前にWeb上に公開する事が可能です。
また、いったん公開したシラバスの内容も随時更新する事が可能。リアルタイムな大学の情報公開を実現します。

シラバス検索の充実により学生の受講登録を支援

学部・学科のディレクトリ検索、開講科目の属性(対象学年・単位・曜日・時限など)からの検索、キーワードによるシラバス全文検索など、多様なシラバス検索の機能は、在校生の受講登録を大いにサポートします。